埼玉県教育局と埼玉県建設業協会は共催で、去る8月19日に「県立高校生はたらく魅力実感講座~建設業の世界を知ろう~」を開催しました。
今までは、建設系専門学科に在籍する生徒さんに向けた現場見学会を開催してきましたが、建設業の担い手不足は著しく、初めての試みとして、建設系専門学科以外の生徒さんを対象とした現場見学会を開催したものです。
これは、「建設業ではたらくこと」の魅力について、理解を深めてもらい、建設業を将来の就職先候補の一つとして心に留めてもらうことを狙いとしています。
当日は、県立滑川総合高校ラグビー部の皆さん32名と保護者2名に参加いただき、埼玉建産連研修センターで座学を受けていただいた後、国土交通省にて整備を進める「荒川第二調節池」の工事現場を見学しました。
現在の施工状況や建設DXの取組などの説明を聞き、ドローンのデモ飛行やMRデバイスを体験することで建設業界への理解を深めていただきました。
見学後のアンケートでは「将来性がある」、「最先端の技術により人の負担が減っている」など、印象が良い方向に変わったという声も多数ありました。